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今から遡ること10数年前、山の金属食器シリーズ“Anarcho Cups”がスタートし、絵々にそのラインアップを増やしつつあった頃、一連の金属食器にベストマッチするのはコレ!と、主宰者小林が惚れこんで
方々からかき集めていたスプーン、ナイフとフォークが本作の元ネ夕。
Ballistics塚原氏がご自身のSNSなどで詳しく解説をしてくださっている米軍ベトナム戦争後期のミリタリー・カトラリーです。
川上村のキッチン棟でも長年大切に使われ続けている逸品。
比較的入手がしやすかった頃には、ジェネラルストアの店頭で販売をしていたことも。
長い年月を経てアメリカ直送の古カトラリーのひと山を、販売にあたりスタッフ一同で(大変な思いをしながら) 店の軒下で磨き上げたことはよい思い出だったりもいたします。(笑)
「ウォー・フィールド用の食器のくせに、携帯サイズじゃないところ...つまり“普通に”食事ができるサイズ感てのが最高に好きなポイント」とは小林談。
Ballistics社のご尽力によってリプロが実現したプロダクトに相乗りをさせて頂きました。
Ballistics塚原氏による商品解説
米軍のカトラリーセットはおよそ100年以上前から存在するのですが、その中でも自分が好きな第2次大戦頃のモデルをチタン素材に置き換え忠実にリプロダクションしました。
但しナイフだけは本来鋳物製のハンドルで形状も違うのですが、収納性と軽さを優先してベトナム戦争後期から採用されているモデルとしています。
チタンカトラリーというと割とソフィスティケートされたデザインが多いと思いますが、あえて「武骨なデザインなのに軽い」というモノを世に投じてみたくて作りました。
製作にはチタン製品に定評のある燕三条の(株)ベルモントさんにご協力いただき、金型(抜型、曲げ型、刻印型各種)を1年以上に渡り調整し、ようやく満足のいく製品となりました。
重量明細
スプーン:32g
ナイフ:20g
フォーク:17g
※封入されているカラータブはアソートになります。(お選びいただけません)
※真空パックはあえて緩めにパックされております。(フォークの先端などで穴が開いてしまうため)。
真空の緩みによる交換対応はできませんので予めご了承ください。
Titanium
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