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1910 年代の米軍の Convalescent Hospital Pants がベースとなっている。
Convalescent とは回復期 の意味で、負傷した兵士などが療養中に履いていたパンツで、腰紐でウエストを調整するイージーパ ンツのような仕様、そして、内側のシームがテープでカバーされている仕様が珍しく、ベースとして採 用した。
推測ではあるが、外傷に対して縫い代が当たりずらいようにテープでカバーしたのではない かと思われる。
非常に手間のかかる縫製仕様から、怪我人を大切に思いやる気持ちが表れている。
オリジナルはドライタッチのウールだが、粗野ながらも履きやすさを意識し、シルクネップの生地を採 用した。
製品染めを施すことにより、自然な縫い代のアタリ、しわ感が生まれた。
【Quality】75% COTTON 25% SILK
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